Translate

2016-09-08

オリジナルではない「声かけ変換表」画像が拡散していることについての、私の見解

「Twitterに投稿された、小児科さんに掲示されている、オリジナルではない「声かけ変換表」の画像が拡散し、各種ネットメディアで取り上げられている」とのことで、多数のファンの皆様やフォロワーさんからのご報告とご心配、同時に励ましのメッセージも頂き、感謝しております。

ツイートで画像を投稿された一般の方のアカウントは、既に削除のご対応を頂いておりますし、おそらくは、私が作成した、元のオリジナルの「声かけ変換表」をご存知なく、(できれば、小児科さんに確認の上で撮影・ご投稿されると良いかとは思いますが)知らずに善意で広めて下さったことと思います。

また、小児科さんのほうも、もしかしたら、私に事前に掲示の許可を取っていたり、投稿された写真に写っていない場所に、HPのURLなどをご提示下さっている可能性もないとは言えず、画像の情報だけでは「無断」かどうかは判断できませんし、また、私のHPから配布されているオリジナルの変換表ではなく、新たにほぼ同じ内容のものを作り直して掲示された理由も、オリジナルにはクレジットにFacebookページ名の「発達障害 アイデア支援ツールと楽々工夫note」と入っておりますので、小児科という場所柄、「発達障害」という言葉が不用意にお母さん方にご不安を与えないよう、配慮をなされた結果の可能性もあります。
(万が一、現在、情報ソースをご提示頂いていない場合は、http://www.rakurakumom.com をどこかに書いておいて頂ければ、院内でのご利用には全く問題ございません)

このようなことから、善意でお子さんに伝わりやすい声かけを広めて下さっている、一般の投稿者さんと、こちらの小児科さんには、私が、今後何か申し上げることはございませんのでご安心下さい。

ただし、ネットメディア等で、情報元を確認しないまま、ツイートを引用したオリジナルではない類似の画像が、元の「声かけ変換表」以上に拡散してしまうと、私の著書や日々の情報発信の信頼性を損なう可能性もありますし、また、情報商材として、アフィリエイト・サイトなどのアクセス数を稼ぐツールに利用されてしまうのは、オリジナルの「声かけ変換表」のイメージダウンにもつながり、著者・制作者として、とても困りますので、こちらは、著書の出版元のポプラ社さんより、ネットメディアで不適切な使用の可能性がある場合には、情報元を確認して頂けるように、ご対応して頂けるとのことです。

(また、「ちゃんとした」ネットメディアの方は、情報ソースを確認した上で、私のほうに直接ご連絡下さり、紹介記事での変換表の掲載の許可を、正式にお申し入れ下さっています)

↓ちゃんと画像の使用許可のご連絡を頂いたメディア様。

CuRAZY記事「【走るな!→歩こうね】ママさん必見の「声かけ変換表」が子育てにめちゃ役立つ」

ご心配下さっている皆様のお気持ちは大変有難く、今後の制作の励みにさせて頂きます。

また、ネットメディアで「声かけ変換表」が拡散されている先でも、コメント等で様々なご意見があり、「子どもの顔色をうかがって、甘やかしでは?」といった反応も見られますが、この点については、私も思う所がありますので、近日このブログで、私の考え方をご回答させて頂きます。

そして、今回の件に限らず、「声かけ変換表」は、最初の投稿から2年以上が経過した今でも、毎日のように、小児科さんや学校の先生、親の会などの方から、「配布していいですか?」と言ったお問い合わせを頂き、支援の現場でも広まって定着してきて、その先に、一回でも怒られる回数が減ったお子さんがいるというのは、本当に嬉しい限りです。
(商業利用以外は、内容を改変せずに、情報ソースをご提示頂ければ、私に直接許可を得なくても大丈夫ですので、ご自由にお使い下さい)

それから…

別の方が、著名・無名問わず、声かけ例を表にしたり、Before→After形式で、内容を少し変えて、著作権の侵害に当たらない範囲で、著書や雑誌の記事、ブログなどで、私の「声かけ変換表」によく似た表現で、ご自身のアイデアとして掲載されているのも、多々お見かけする機会も増えました(できれば、「参考書籍」や「参考サイト」と言った形で、ご紹介頂けると嬉しいです)。

当初は、こういったことにも、イチイチ腹を立ててプンプン怒っていた、心の狭い私ではありますが(笑)、あの長男に、

「かあちゃん、マネされるってことは、それだけ人気があるってことだよ。
ナポアン(長男の尊敬する、マインクラフト関連のカリスマブロガーの方)と同じで、超助かってる人がいっぱいいるんだね」

…と、肯定的な表現に変換されて、なだめられている始末です。
うちの子にも、ちゃんと、受け容れ易い伝え方のコツが届いていますね(^-^;)

変換表に限らず、「持っているノウハウは、超具体的にリアルタイムで全出し!」方針で発信を続けている私は、毎日の子育ての積み重ねの中で生まれたアイデアや、デリケートな育児をされているお母さんに届くように、身を削って書いている文章の表現が、いとも簡単にコピーされてしまうと、正直、時々うんざりしてしまって、創作意欲が落ちたり、発信する勇気が削がれたりすることもあります。

また、情報発信と著書や記事の執筆、支援ツールの制作を、日々の育児・家事の傍ら続けていますが、私は大人の凸凹さんとして、同時進行がとても苦手なので、すごく気になることがあったり、「あれもこれもやらなくては」と思ってしまうと、不注意性が増して、うっかり炊飯ジャーのスイッチを入れ忘れたり、処理速度のキャパシティオーバーで、イライラしてショートしたり、ぼーっとフリーズしてしまったり、原稿の執筆が遅れたり、と、家族やお仕事方面の方に迷惑をかけまくってしまっています。

それでも、ポプラ社の担当編集さんや、寄稿先の発達ナビ編集部さんは、細かなことをいろいろと申し上げる私に、根気よく丁寧につき合って下さいますし、
疲れたり、落ち込んでいるときは、読者の皆様から頂いた嬉しいメッセージや、Facebookのいいね!やコメントを、何度も読み返して、気持ちを改めることができますし、
子ども達とパパは、毎日早朝から執筆作業をしている私を応援してくれ、時々ご飯が炊けてなくても、ぶつぶつ言いながらもガマンしてくれているので、なんとか活動を続けることができています。

人に恵まれて、私は幸せだと思います。

本当に、おかげさまです。いつも応援ありがとうございます。



楽々かあさんこと、大場美鈴



追伸:今これから、(おそらくは最後になる)最新の「声かけ変換表」を作りますね!
「声かけ変換」は、単なる伝え方のコツだけではありません。これで、二年以上かけて貼りまくった伏線を回収します。Facebookページ「発達障害 アイデア支援ツールと楽々工夫note」で近日公開予定です。お楽しみに♪


*********


★「声かけ変換表」は勿論、日常生活で使える声かけも多数掲載★




0 件のコメント:

コメントを投稿